Nothing Ear (stick)レビュー:デザイン良し!ハーフインイヤー型で軽やかな装着感のワイヤレスイヤホン

Nothing Ear (stick)レビュー:デザイン良し!ハーフインイヤー型で軽やかな装着感のワイヤレスイヤホン

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有線イヤホンにハマりつつあり、オーディオ関連のモノに興味津津です。
有線イヤホンも良いのですが、普段使いの利便性を考えるとワイヤレスイヤホンに軍配が上がります。今回は、スタイリッシュなデザインで好評を得ている「Nothing」の、ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (stick)」をレビューしたいと思います。

コンテンツ

開封

イヤホン本体のデザインはもちろんですが、外箱からワクワクできる商品なので、開封動画を作成してみました。
箱をビリビリと破いて開ける感じは、新鮮です。中身もイヤホン本体とケース、充電ケーブルなどの小物類が分けて入れられていたりと、凝った作りで開封の段階で期待感がMaxになります。

外観

イヤホンケース

箱を開けると中から出てくるのは、名前の通りスティック状のイヤホンケースです。
ひと目でNothing製品と分かる、透明なデザインは他にはない、スタイリッシュさを演出しています。

ケースは、実測で縦約8.7cm、直径約3cmと小ぶりなので持ち運ぶときにポケットに入れていても邪魔にならないサイズ感です。

iPhone 12Pro Maxと並べてみると、ケースのコンパクトさがよく分かります。
クラシックなコスメにインスパイアされたというデザインの、スティック型のケースはオシャレで所有感を満たしてくれます。ただ、デスクなどに置いたときにコロコロと転がってしまうことがあり、その点は若干不便に感じました。

ケース上部に充電用のUSB-C端子があります。隣の銀色の部分は、ペアリング用のボタンになっています。ボタンも一見するとそれと分からないくらいさりげなく、デザインに溶け込んだ作りになっています。

ケース上部をクルッと回転させることで開けることができます。
回転は半周ごとに、スッと止まるようになっていて、小気味よく使うことができます。回転させる感じが気持ちよく、ついつい無駄にクルクルしたくなってしまいます。

イヤホン本体

ケースをクルッと回転させて、イヤホン本体を取り出します。
イヤホン自体も、クリアなデザイを基調としていて、スタイリッシュです。
左右のLR表記なども無いので、最初は戸惑いましたが、赤マルが右と覚えてしまえば問題なしです。

イヤホンは片側で、約4gと軽量です。実際に持ってみると軽さに驚きます。

ちなみにケース本体は約46gなので、全部合わせても約54gです。軽くコンパクトなので、持ち歩きにも非常に便利です。

左右のイヤホンのスティック部分に、ボタンが付いています。
このボタン部分を押すことで、曲の再生・停止や早送り、音量の操作などが可能です。ボタンを押すとクリック音がします。ボタンの機能は、専用アプリから好みの機能を割り当て可能ですが、音量操作に関しては変更することが出来ません。音量は左右それぞれのボタンを長押しすることで変更可能なのですが、細かい音量調節がやや難しく、デバイスのボタンで直接、音量を変更してしまったほうが楽だと思いました。

ハーフインイヤー型のイヤホンなので、耳に引っ掛けるように装着します。イヤーピースを押し込むように装着するカナル型と違って引っ掛けるだけなのと、イヤホン自体の軽さもあって、装着感は非常に軽快です。カナル型と違い、耳の形によっては合う合わないがあるようですが、そこさえクリアすれば長時間の使用が苦にならない快適さです。
スティック部分も短く、装着時もイヤホンの主張が少ないのでスタイリッシュに見えます。

充電ケーブル

付属の充電ケーブルは両側USB-Cです。ACアダプターは付属していないので、別途用意する必要があります。
ケーブルは短めですが、しっかりとした作りで、ケーブル部分は半透明のビニールのようなもので覆われています。

使用感

専用アプリの「Nothing X」はAndroid・iOS両方に対応しています。
アプリの指示通りに進めていけば、簡単にペアリング出来ます。Bluetooth接続の安定性が高く、ペアリングしたデバイスとの距離が結構離れても接続が切れません。
複数のデバイスと接続できる、マルチペアリングに対応していないのは残念でした。

アプリからイヤホンを探す機能や、イコライザの調整ができます。
低遅延モードのオンオフもできるので、ゲームなどをプレイする場合はオンにしておくと良さそうです。

イヤホンとしての性能は

イヤホンとしての性能はどうか、実際に曲を聴いて試してみます。
エージングはしていない箱出しで、iPhoneと接続し、アップルミュージックでJ-POPを中心に聴いてみました。イコライザはアプリ内の「バランス」にしています。
密閉されていないハーフインイヤー型ということもあり、低音は少しスカスカした感じで、やや物足りない印象です。一方、中高音はクリアで抜けが良く、ボーカルが気持ち良く聴こえます。音の広がりも感じられ、聴いていて爽快感があります。イヤホン自体の軽さや快適な装着感と相まって、長時間のリスニングでも聴き疲れしないイヤホンという感じです。
以前レビューしたKBEAR Robinと比べて、最初はちょっと物足りないかと思っていたのですが、ある程度使用していると、装着のストレスの無さとクリアな高音がどんどん気持ち良く感じられ、使えば使うほど、良いところが見えてくるようで、ずっと聴いていたくなるイヤホンです。

まとめ

「Nothing Ear (stick)」はスタイリッシュな外観と、クリアで抜けの良い音質、軽量で快適な装着感で、ずっと使っていたくなるワイヤレスイヤホンです。他の人とはちょっと違うオシャレなイヤホンを探している方には、ピッタリだと思います。スティック型のケースも珍しいので、話の種にもなりそうです。
ワイヤレス充電が無いことと、イヤホンの操作ボタンに癖がありやや使いにくい点以外は、特に不満点もないです。音質やオーディオとしての楽しさでは、有線イヤホンの方が上だと感じますが、外出時のお供のイヤホンとしてはワイヤレスイヤホンのほうが圧倒的に便利です。Bluetooth接続の安定性など、ワイヤレスイヤホンとしての基本的な性能が高く、日々の通勤・通学に欠かせない相棒になってくれそうです。

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Tanaka Toshiyuki
都内在住フリーランスのカメラマンです。
ファッション・ポートレート・物撮りなどを中心に活動しています。

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