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Canon EOS R5のボタンカスタマイズ:モデル・ブツなど幅広い撮影に対応可能な設定

2021-03-12

EOS R5はボタンカスタマイズの自由度が高く、使う人の好みや用途に対応した幅広いカスタマイズが可能です。便利な半面、どのボタンにどの機能を割り振るか悩むことも多いかと思います。
プロカメラマンが仕事の撮影で5ヶ月くらい試行錯誤しながら使った上で、現状での自分の中の使いやすいボタン割り当てが出来たので、簡単な解説とともにご紹介したいと思います。

仕事での撮影内容はモデルカット6割、ブツ撮影4割くらいなので色々な撮影に対応できるフレキシブルな設定を心がけています。

ダイヤルカスタマイズ

まずは、ダイヤルのカスタマイズから。
基本的に使い慣れた5D mk4に近い操作感を踏襲しつつ、ボタンカスタマイズでミラーレスの利点が活かせるようにしています。

メイン電子ダイヤル

Mモード時、シャッタースピード変更

サブ電子ダイヤル2

AF方式選択
これはEOS Rから導入されたダイヤルです。手の大きさのせいなのか、ファインダーを覗いてカメラを構えている状態だと若干回しづらいです。なので、撮影中にサッと変更したい絞り数値変更ではなく、AF方式選択にしています。AF方式は撮影中にはあまり頻繁に変更するものではないですが、人物撮影では「顔+追尾優先AF」、ブツ撮影では「スポット1点AF」と撮影の状況に応じて切り替える場面が多いので、すぐに切り替えられるこのダイヤルにAF方式選択を設定しています。
人物撮影でも顔以外にピントを合わせたいシーンがあるので、そういうときもファインダーから目を離さず、手軽にAF方式を変えことが出来ます。

サブ電子ダイヤル1

Mモード時、絞り数値変更
サブ電子ダイヤル2に比べてサブ電子ダイヤル1の方がカメラを構えながらの操作がし易いです。EOS Rでは十字キーになってしまっていましたが、EOS R5で5Dシリーズや1Dシリーズ同様の回転式ダイヤルになったので、以前のCanon一眼レフ機に近い操作感を再現出来ます。回転ダイヤルだと絞り解放状態から、ブツ撮りなどで絞り込みたいときに一気に絞ることが出来ます。

コントロールリング

無効
RFレンズから実装された新しい操作系です。RFレンズはまだ24-105mmの1本しか持っておらず、基本EFレンズを使用しているので、操作の一貫性を持たせるために無効にしています。RFレンズメインで使う場合はここに感度設定などを割り当てると、便利そうな気がします。

ボタンカスタマイズ

続いて、ボタンカスタマイズです。

シャッターボタン半押し

測光・AF開始
ネットなどでもよく紹介されている親指AFは使っていません。試してみたこともあるのですが、個人的にはあまり有用性が感じられなかったです。特にサーボAF時などは、AFとシャッターで違う指の動きになるので、逆に使いにくいのではないかと...AFを割り当てるボタンに依ると思いますが、親指の位置が悪くカメラも持ちにくいと思います。

動画撮影ボタン

動画撮影
デフォルトのままです。

MODEボタン

撮影モード設定
これもデフォルトのままです。

AF-ONボタン

ISO感度設定
ここは結構キモになるところです。ロケ撮影などでは撮影中にカメラを構えたまま感度を変えることも多く、ファインダーを覗きながら操作がしやすく、かつ押しながらでないと変更できないので、不意に変わってしまうことも防げます。
ボタン位置も、AEロックボタン・AFフレームボタンから少し離れているので、手探りでもボタンの位置が分かりやすいです。

AEロックボタン

ドライブモード
そこまで頻繁に変えるわけではないですが、アクセスしやすいボタンに設定しておくと便利です。

AFフレームボタン

ワンショットAF⇄サーボAF
モデルカットは基本的にサーボAF、ブツ撮りなどはワンショットAFで撮影しています。結構頻繁に切り替えるので、ボタンを押すだけでワンタッチで切り替えられて便利です。

絞り込みボタン

絞り込み
デフォルトのままです。あまり絞り込みボタンは使わないのと、カメラを構えたまま押しやすい位置にあるボタンなので、ここはもっと有効活用できる気もします。

レンズのAFストップボタン

AF停止
ここもデフォルトです。

マルチファンクションボタン

ダイヤルファンクション設定
ダイヤルファンクションにWBだけを割り当てています。WBも基本的にオートで撮影するのであまり変えません。5D mk4に近い操作感が前提にあるので上部に設定しています。

ダイヤルファンクションは便利で、様々な機能を好みに応じて割り当てられ、順番も任意に変えられるので好みに応じて色々な設定が可能です。
ここにISO感度設定も入れても良いのですが、ダイヤルファンクションに複数項目があると変更したいものに合わせるためにダイヤル操作がワンアクション増えてしまうので、ここはWBのみにしてあります。

表示パネル照明ボタン

短押し:表示パネル情報切り換え
長押し:表示パネル照明

デフォルトです。あまり使わないので、ここも考察の余地があるかと。ただマルチファンクションボタンに比べ、シャッターボタンからの人差し指の移動距離が長いので、ファインダーを覗きながら操作したい機能にはあまり向いていないと思います。

SETボタン

瞳検出
記事を書いていて思いましたが、顔検出のときは瞳検出も常時オンで良いので、切り替えることもあまり無いです。
かなり押しやすい位置にあるボタンで、遊ばせておくのはもったいないボタンなので、ここも要検討です。

マルチコントローラー

AFフレームダイレクト選択
EOS Rにはマルチコントローラーが無かったので、あらためて必要性を実感しました。ここはこれ1択です。SONYよりはるかに良いレスポンス。選択の敏感度も調整出来るようになったので、操作性が5D mk4よりも向上しています。瞳検出時の左右の目の切り替え、複数人での撮影のときの顔の選択など活躍する場面は多岐に渡ります。

マイメニュー

マイメニューはシンプルに1ページだけ使用しています。撮影中には使わないけれど、頻繁に変更したり設定したりする項目を主に登録しています。
特に露出Simulationはスタジオでのストロボ撮影時は「しない」、外でのロケ撮影や室内の地明かりでの撮影時は「する」に設定するので、頻繁に変更します。
ファインダーや液晶で露出の状態が分かるミラーレスの利点は活かしたいので、露出Simulationは撮影状況に応じて切り替えたいのですが、ボタンカスタマイズでボタンに割り当てることが出来ないので、仕方なくマイメニューに登録しています。

まとめ

以上で、ボタンカスタマイズの紹介は終わります。撮影内容や撮影スタイルによって合う合わないはあると思いますが、様々な撮影に対応できる比較的フレキシブルな設定になっていると思います。基本的に、長く使っていた5D mk4に近い操作感を目指して設定しているので、ミラーレスカメラに変えてみたけれどいまいちしっくりこない方などは一度試してみて下さい。
ボタンカスタマイズでカメラを自分だけの使いやすい1台にしていくことも楽しみの1つなので、色々と試行錯誤しながらミラーレス一眼ライフを楽しんで下さい。

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