Profoto B10 Plusを2ヶ月で2回壊した話

Profoto B10 Plusを2ヶ月で2回壊した話

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2021年3月にProfoto B10 plusを購入しました。

久しぶりに新しく購入したストロボで、光の質・使い勝手が良く撮影で活躍してくれています。そんなB10 Plusですが、購入してまだ2ヶ月くらいしか経っていないのに、その短い期間に不注意で2回も壊して修理に出すことになってしまったので、自分への戒めの意味も込めて、壊した状況・修理費用など記事にしたいと思います。

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1回目の修理

購入して1ヶ月くらい経った4月頭、比較的長時間の撮影が終わり、片付けをし始めました。B10を装着したスタンドからウェイトを外し、なぜかそのままストロボの高さを下げずに、他の機材を片付けていました。
ウェイトを外したらすぐにストロボを片付ければ良いのに、疲れもあったのかストロボをそのままにしていたせいで、他のスタンドの脚を引っ掛けてストロボを倒してしまいました。
周りに人がいなかったのは不幸中の幸いでしたが、ストロボは2mくらいの高さから直接白ホリの床に直撃しました。

ストロボを確認してみると写真のようなありさまに。フロントリングが変形し、フロントガラスは真っ直ぐに亀裂が入っていました。電源は入り、ストロボは発光しモデリングライトも問題なく点灯しました。ただ、落下のショックが加わっているので、ストロボをあまり発光させるのも危険かと思い、そのままその日は仕舞いました。
翌日、修理に出そうと「Profoto 修理」と検索したところ、サービスセンター移転のお知らせ(Profoto)という検索結果がありました。以前D1を修理に出した際は八丁堀にあったサービスセンターに直接持ち込んでいたのですが、現在Profotoの修理はイストサービスセンターという田端にある、カメラなどの修理を請け負っている会社内に移転していました。仕事の関係で八丁堀に行く機会が多いので、八丁堀に行ったついでにサービスセンターに持ち込んでいましたが、田端に行くことは無さそうだったので、送りで修理に出すことにしました。修理の流れは以下の通りです。

  • イストテクニカルサービスのHP内から「修理のお申込み」ページで必要事項を入力
  • イストテクニカルサービスからメールで宅配便の送り状に記載する案件番号が届くので、それを伝票に記入して発送
  • 「修理のお申込み」内に見積もりを出してもらってから修理を進行するかどうか選ぶ項目があり、その場合数日後にメールで見積書が届く
  • 見積書の内容を見て修理を進行するかどうか返事をして、修理を進行してもらう

だいたい以上のような流れになります。
今回の場合、ストロボを発送してから5日くらいで見積もりのメールが届きました。
修理内容は各部動作点検とフロントリング・フロントガラスの交換でした。修理代金は技術料10,000円と部品代10,200円(税抜)でした。送りでの返却の場合修理料金に応じて代引き手数料が加算されます。Profotoのパーツ代や修理代は高いイメージだったので、意外と安く済んだので驚きました。
4/12に修理進行の返事をして、手元に戻ってきたのが4/22だったので修理期間は約10日間ほどでした。

2回目の修理

購入して1ヶ月でストロボを壊し、2週間ほど手元を離れていたB10ですが、無事に帰ってきたのでまた仕事で使用し始めました。
ストロボの調子も良く、仕事でも重宝していたのですが、帰ってきて2週間ほどで二度目の悲劇が起こりました。
B10は付属のケースに本体と充電器など一式を入れて持ち運んでいたのですが、そのケースのジッパーが半分くらい開いたまま持ち運んでいたようで、歩いている時にケースから滑り落ちコンクリートの地面に落下しました。フロントキャップを装着していたので、パット見で前回のようにあからさまに壊れている様子もなかったので、そのまま撮影現場に向かいました。
現場に着いてストロボを確認したところ、電源も入り目立った損傷もありませんでした。けれど、テスト発光ボタンを押してもチャージ音はするのですが、ストロボが発光しませんでした。とりあえず、B10を諦め別のストロボでその日の撮影は無事に終了しました。
撮影終了後、イストテクニカルサービスに電話し、症状を伝えると、「現物を見ないとはっきりしないが、多分発光管が割れているのではないか」とのことでした。その電話で話している時に知ったのですが、B10はD1のように自分でフロントガラスを外すことは出来ず、発光管の交換は修理扱いになってしまうとのことです。
その日は時間があったので、そのままイストテクニカルサービスに持ち込み修理を依頼しました。やはり発光管が割れているとのことで、そのまま預かって修理してもらうことにしました。発光管の交換はパーツが国内にあれば10日くらいで修理できるが、国内にない場合は本国からの取り寄せになり、20日以上かかってしまうとのことでした。幸い今回はパーツがあったようで預けてから10日ほどで手元に帰ってきました。
前回の修理は思ったよりも安価に済んだのですが、発光管は交換部品が高く、修理技術料10,000円と部品代20,500円(税抜)でした。

ヨドバシのお買い物プロテクションに救われた

以上のように購入して2ヶ月足らずで、B10を2度も修理送りにしてしまいました。修理代だけで、5万円以上の痛い出費となってしまったのですが、ヨドバシカメラのお買い物プロテクションのおかげで出費を抑えることが出来ました。
Profoto B10 Plusはヨドバシカメラの店舗でヨドバシゴールドポイントカード・プラスというクレジットカードで購入しました。このクレジットカードには条件付きですがお買い物プロテクションというサービスがついています。

お買い物プロテクションとは?(ヨドバシカメラ)

上のリンクに詳しい条件などがありますが、ざっくり言うと、ヨドバシカメラでゴールドポイントカード・プラスを使って購入した商品であれば事故などで破損した商品の修理代金が1事故あたり免責3,000円で保証されるというものです。
今回の2度の修理もこのお買い物プロテクションのおかげで金銭的な被害は最小限に済ませられました。

まとめ

落下させたことは私の不注意なので、何も文句は言えないのですが…D1などの他のストロボに比べて、B10 Plusはやや頑丈さで劣る印象です。外装の厚みや丈夫さなどが、軽くコンパクトなこととトレードオフになっていると感じました。
今までD1も軽く落としたり、ぶつけたりということもありましたが、それが原因での故障は今までなかった(単に運が良かっただけかもしれませんが)ので頑丈さではD1に軍配が上がると思います。ただ、B10 Plus自体はとても使いやすく、良いストロボなので今後はより一層丁寧に使っていきたいと思います。
今まで、自分のミスが原因で機材を壊すということは殆どなかったので、機材購入の際も延長保証を付けたりもしないことが多かったです。けれど、今回のB10の件で、改めて保険・保証に助けられたので、特に高額な機材などの購入の際は延長保証などについてもよく検討すべきだと改めて思いました。

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Tanaka Toshiyuki
都内在住フリーランスのカメラマンです。
ファッション・ポートレート・物撮りなどを中心に活動しています。

このブログではカメラ・機材やガジェットなど撮影に役立つものを紹介しています。

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