玄関の鍵をオートロックにしたり、トイレの照明を自動化したりと、SwitchBot製品を使ってスマートホーム化を進めています。


0歳児の子育て中で、寝かしつけた後に離れていても様子が確認できるような、見守りカメラ的なものがあったら便利だと思い、SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPを買ってみました。
子どもの見守りカメラとしての使い勝手をレビューします。
SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MP

カメラ本体の他に、ACアダプターやケーブル、取り付け用の台座などが入っています。


カメラ本体は、直径78mm、高さ107mmで、手で持つとけっこう大きく感じます。

大きさのわりに本体は軽く、台座込みで約200gです。

カメラ部分を上にずらすと、録画用のmicroSDカードスロットがあります。
SDカードなしでも録画できないだけで、アプリからリアルタイムの映像の確認は可能です。
クラウドストレージプランも用意されていて、契約することで最大過去30日間の映像を記録することもできるようです。
子どもの見守りカメラの用途だと、特に録画が必要でもないので、SDカードやクラウドプランはなしで使っています。

プライバシーモードにするとカメラが反転して、物理的に見られないようになります。
個人的にはそこまで気にしてないのですが、物理的にカメラを塞いでくれるのは、プライバシーの観点からも安心できるのではないかと思います。

カメラのセッティングは、スイッチボット製品に慣れていれば簡単です。
アプリからデバイスを追加して、あとは指示通りに進めればよいのですが、途中のプロンプトトーンがわりと音量大きめなのが、ちょっと気になりました。
以前はカメラのネットワークが不安定なときが、わりと頻繁にあったのですが、最近のファームアップでネットワークの安定性はかなり改善されたように感じています。

カメラの画質はかなりキレイだと思います。
この画像は夜間で、薄暗い照明ですが、はっきりクッキリと映ります。ナイトビジョン機能もあって、ほぼ真っ暗な状態でもモノクロで映像が見えます。
今回購入した「SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MP」よりも高画素な5MPもありますが、何となく子供の様子が見えれば良いレベルなら、安価な3MPの方で必要十分だと思います。

これは余談ですが、寝室とリビング用に2台カメラを用意しました。寝室の照明はダクトレールではないので、余っていた機材を使って設置しています。カメラの台座は1/4インチネジなので、カメラ機材は使えるものが多いと思います。

天井のダクトレールに取り付けるためのパーツ
カメラは自立するので、台の上などに設置することも可能です。ただ、見守りカメラとして使う場合は、なるべく高い位置から見下ろすようにした方が、使いやすいです。
台座を壁や天井にねじ止めすることもできますが、賃貸の場合はちょっとハードルが高いです。
そういうわけで、天井照明などを取り付けるためのダクトレールに取り付けることにしました。


ダクトレールにプロジェクターなどを取り付けるためのパーツが、「ダクトレールフィクサー」という名前で売られています。
今回選んだのは、Tapoというネットワークカメラ用に設計されたものです。
カメラ自体をダクトレールに取り付けるパーツと、ダクトレールから電源を取るためのコンセントプラグがセットになっています。
他にもう少し安いものもありましたが、白で統一したかったのでこれにしました。


本来は付属の台座を、ダクトレールフィクサーに取り付けて使用しますが、SwitchBotのカメラとは形状が合いません。


ダクトレールフィクサーの台座取り付け部分は1/4インチネジになっているので、SwitchBotに付属している台座がそのまま付きます。

ネジの長さが合わずに微妙に隙間は空いてしまいますが、実用上は問題なさそうです。
※しっかりと止めれば簡単には外れませんが、カメラを天井付近に設置することになるので、落下には注意したほうが良さそうです。今回紹介しているパーツはあくまでTapo専用に設計されているので自己責任でお使いください。
実際にダクトレールに取り付けてみる

取り付けるとこのような感じに。
白で統一したかったのですが、セットのダクトレールフィクサーとコンセントプラグ自体も微妙に色が違うのと、ダクトレール自体やカメラの色味も微妙に違うので、考えていたよりもチグハグになってしまいました…。

さらに、カメラに付属のACアダプターはけっこうサイズが大きく、存在感があります。
付属のケーブルも約2mくらいの長さなので、余ってしまいます。とりあえず束ねたままで使っていますが、とてもスマートとは言えない見た目です。

ケーブルに関しては、こういった短いものに交換してみようと思っています。

ちなみに、このACアダプターとケーブルは約71.4g。
カメラ本体は約200gですが、どちらもダクトレールに取り付けても重さ的には問題なさそうです。

自宅の照明はもともと引っ掛けシーリングタイプだったので、ダクトレールはあと付けしています。

このダクトレールは、取付可能器具重量が5kgまでとなっているので、スポットライト2つとカメラくらいならまったく問題なく取り付けられました。
引掛シーリングしかない賃貸住宅でも、電気工事不要で手軽にダクトレールを取り付けられるので、オススメです。
取り付けの見た目は改善の余地あり。ただ機能的には大満足

ACアダプターのサイズや、ケーブルの余り、それぞれのパーツの色味の違いなど気になる点は多いです。ただ、それらを差し引いてもダクトレールに設置するメリットは大きいと感じました。

ベビーサークルを使用しているので、俯瞰めからでないと柵での死角が増えてしまうので、ダクトレールにカメラを装着するのは用途に合っていると感じました。
ただ、カメラは完全に真上(子の設置方法の場合は真下)に向けることができないので、取り付ける場所によっては見たい範囲が映せないことはありそうです。
映っているベビーサークルは180cm×140cmサイズなので、天井付近にカメラを設置すると結構広い範囲が映せます。画質も良く、子どもの様子も分かるので、寝付けたあとにちょっと離れて作業するときにも安心感があります。寝た後にぐずり声が聞こえた気がして、作業中でもちょこちょこ見に行ったりしていましたが、その頻度が減るので作業もはかどります。
見守りカメラを導入したいけど、設置場所に困っている方はぜひダクトレールへの取り付けを検討してみてください。
SwitchBot 見守りカメラ Plus 3MPを導入することで、子どもの様子をいつでも確認できる安心感は何物にも代えがたく、総合的には導入して非常に満足しています。


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