高いけど買う価値アリ?3ヶ月使ってわかった“夜間ミルク作りの神家電”:レイコップ ミルクメイト レビュー

高いけど買う価値アリ?3ヶ月使ってわかった“夜間ミルク作りの神家電”:レイコップ ミルクメイト レビュー

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こんにちは、フリーランスフォトグラファーのTanaka(@Tanaka__photo)です。

双子の子育て中です。
新生児期の双子育児での“夜間のミルク作り”って大変なことのひとつだと思います。

「寝不足で手元が狂う」「お湯の温度が合わない」「湯量を間違えてミルクが薄まる」……。
毎日のように感じていたそんな悩みを、レイコップ ミルクメイトが一気に解消してくれました。

  • 温度は38℃〜100℃まで1℃刻み
  • 湯量は30ml〜240mlを自動調整
  • 100℃で5分の煮沸もボタンひとつで完了

価格は少し高めですが、「夜間のミルク作りの安心感」は何物にも代えがたいと感じています。
特に、初めての育児や双子育児で“お湯の管理”に毎回ストレスを感じている方には、心からおすすめできるアイテムです。
使い始めて約3ヶ月。もはやこれなしでの生活は考えられないくらい大活躍です!

コンテンツ

【置き場所に困らない】スタイリッシュさとコンパクトさの両立

シンプルでスタイリッシュな外観は、どんな雰囲気のキッチンにも自然に馴染みそう。

高さは約28cmと、それなりの存在感。
0.8Lの電気ケトルと並べると、背の高さが目立ちます。ただ、真上から見ると正方形に近い形状で、接地面積はケトルと大差なく、キッチンの作業台に置いても邪魔には感じません。

ミルクメイトはタンク容量が1.5Lで、このケトルの倍の容量という点を考えると、コンパクトサイズだと思います。

横幅が約15cm、縦幅が約16cm。お湯が出る部分の出っ張りは約4cmなので、その部分を含めると奥行きは約20cmくらい。

後ろ側は、おそらく本体の温度が上がりすぎるのを防止するためであろう、細かい穴が空いています。
その上のグレーのスリット部分は、沸騰時に蒸気が出る部分です。

【夜間のミルク作りの強い味方】温度と湯量を“1回で”ピタッと設定できる理由

ミルク作りに特化した「レイコップ ミルクメイト」は、ミルク作りに便利な機能がたくさん。

100℃で5分間煮沸

「沸とう」または「自動」モードを選ぶと、まず水を100℃で5分間しっかり煮沸。その後、設定温度まで自動で冷まして保温してくれます(38℃〜100℃を1℃単位で設定可能)。

子どもが生まれるまでは、粉ミルクは人肌(36〜38℃)くらいのぬるま湯で溶かすものだと思っていたので、ミルクメイトで38℃に保温しておけば、すぐにミルクを作れると思っていました…。

実は、粉ミルクは70℃以上のお湯で溶かすのが推奨されているため、38℃の人肌温度では不十分。私はいつも70℃に設定したお湯で粉ミルクを溶かし、哺乳瓶を水につけて冷ましてから飲ませるようにしています。
もちろん、「2/3をお湯+1/3を湯冷まし」で作る方法もありますが、せっかくミルクメイトで湯量が調整できるので、すべてお湯で作ってから冷ます方法を取っています。

「自動」と「沸とう」で冷却方式も選べる

  • 「自動」モード:5分間の沸騰が終わったあと、ファンが回り設定温度までお湯を冷ましてくれます
  • 「沸とう」モード:ファンが回らず、自然に設定温度まで冷めるのを待ちます

1.5Lの常温の水をタンクに入れると、どちらのモードでも約11分で100℃に。その後5分間の煮沸のあと70℃に下がるまでは、「自動」で約21分。「沸とう」で約60分くらいです。

「自動」モードの冷却ファンの音はそれなりにしますが、日中は近くでなければ気にならないレベル。
子どもが寝ている部屋に置いていたら気になりそうですが、少し離れた場所なら全く問題なし。
お湯を切らして急いでミルクを作りたいときは、水を少なめに入れて自動モードで沸かすと、素早く用意できます。

湯量は30ml〜240mlまで10ml刻みで設定可能

出てくるお湯の量は、30ml〜240mlまで10ml刻みで選択できます(最小値だけ35・40mlの選択も可)。

モード切替は「保温」→「沸とう」→「自動」→「温度設定」の順になっていて、温度設定は文字の表示がなく、3つすべてのライトが点灯した状態で湯量を選びます。
やや分かりづらいのですが、慣れてしまえば簡単。ただ、温度設定モードも文字での表示があった方が親切だと思いました。

寝ぼけていても失敗しない安心感

ボタン一つで決められたお湯の量が出るというのが、ミルク作りには非常に便利。

夜間の授乳のとき、ちょっとボーっとしていても、気をつけるのは粉の量だけ。目盛りを確認しなくてもお湯の量が正確なの本当に助かります。

我が家では、100mlのミルクを作るときは、50mlのお湯を先に入れて粉を混ぜ、さらに50mlのお湯を足して作っています。
この作り方だと、冷ますのに時間はかかりますが、ミルクメイトを使う上で注ぐお湯の量が自動で調整されることに最大のメリットを感じているので、湯冷ましを入れずにお湯のみで作るようにしています。

※ちなみに水タンクのクエン酸などでのお手入れ時、タンク内の水をすべて排水したい場合は給湯ボタンを長押しすることで、設定湯量に関係なく水が無くなるまで排水することが可能です。

【3ヶ月使って感じた】ミルクメイトの気になるところ3点

使い始めて約3ヶ月で、もはやなくてはならない存在となったミルクメイトですが、やや気になる部分もあります。

モードの切り替えや給湯などの基本的な操作は、給湯ノズルの横にあるボタンで操作するのですが、このボタンの反応が悪く、操作できない時がたまにあります。
何回かボタンに触れると操作できるのと、そこまで頻繁にボタン操作をするようなモノではないので、我慢できる範疇ですが反応の悪さは気になります。

容器の高さが低いときに置く台の高さが中途半端に感じました。

注ぎ口までの高さが約21cmで、台の高さは約6cm。
注ぎ口が高く、色々な容器に対応できるのは良いところではありますが、哺乳瓶を置いたときにやや中途半端な高さです。

今のところピジョンの160mlサイズを使っていますが、お湯を注ぐときに少しだけ周りに飛びます。
哺乳瓶は注ぎ口が狭いので、気になるほどは飛び散らないのですが、マグカップなど口の広いものに注ぐ場合はちょっと気になります。

お茶碗などでインスタント味噌汁を作ろうと思ったら、周りにはねないように手で持ってあげた方が良いです。

気になるほどではありませんが、煮沸時に本体上に蒸気が結構出ます。棚などに置く場合は本体上に余裕を持って、水蒸気が当たっても問題ないところに設置した方が良さそうです。

【FAQ】レイコップ ミルクメイトに関するよくある質問

電気ポットやウォーターサーバーと何が違うの?

一番の違いは「育児目線で作られている」点です。

  • 湯温が1℃刻みで38〜100℃まで調整可能(ミルク作りに必要な70℃が常にキープできる)
  • 湯量が10ml刻みで自動注湯できる(手で量らなくてもOK)
  • 煮沸→保温まで全自動(菌対策も安心)

そのため、電気ポットよりも手間がかからず、ウォーターサーバーよりもミルク用途に特化しています。

掃除やお手入れは面倒じゃない?

使用頻度にもよりますが、毎週または隔週の簡単なクエン酸洗浄で済みます。

  • 給湯ボタン長押しでタンク内の水は排出可能
  • 蒸気の出るフィルター部分は外して軽く水洗い
  • 使用前に研磨剤の除去のための洗浄は必要になります

→ 時間のない育児中でもあまり負担にならないお手入れ設計。

本体はどれくらい場所を取るの?
  • 高さ:約28cm
  • 幅×奥行:約15×20cm(注ぎ口含む)
  • 容量:1.5L(ケトルの倍くらい)

作業台に常設していますが、圧迫感はあまり感じません。

保温の電気代はかかりますか?

魔法瓶タイプのタンクの機種と比べると保温時の電気代は高くなります。それでも、常時保温しても、月数百円程度とされています。
使用状況にもよりますが、ケトルと比べて極端に電気代がかかるということもなく、常にミルク作りに最適な温度のお湯が確保できる利便性の方が勝ります。

ミルク以外の用途でも使える?
  • インスタントスープや味噌汁用のお湯は70℃くらいで作ってもちょうど良く感じました
  • カップ麺や飲み物用に高温設定も可能

ただし、他の温度に設定してしまうと、次のミルク作りで冷ます時間が必要になるため、“ミルク専用”として割り切った方がストレスは少ないです。

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【結論】今では手放せない存在。双子育児を支える“時短家電No.1”

「レイコップ ミルクメイト」は、忙しい育児生活において頼れるアイテム。
温度は70℃以上、湯量もミスできない。そんなストレスを毎回乗り越えている方にこそ、「レイコップ ミルクメイト」はおすすめできます。

  • 温度は38〜100℃を1℃刻みで設定可能
  • 湯量は30〜240mlを自動で注湯
  • 煮沸から保温までワンタッチ

この3つがそろっているだけで、夜間の授乳が圧倒的にラクになります

使い始めて約3ヶ月。夜中の授乳中に「目盛りを見る」「お湯を冷ます」「温度が低すぎた」と焦ることが一切なくなりました。

忙しい育児生活の中で、“ミルク作りの不安をゼロにしてくれる時短家電”は、心から頼れる存在です。
「少し高いけど、買ってよかった」と感じている育児家電No.1かもしれません。

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Tanaka Toshiyuki
都内在住フリーランスのカメラマンです。
ファッション・ポートレート・物撮りなどを中心に活動しています。

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