仕事での撮影の9割くらいはPCで有線でのテザー撮影をしています。複数人のクライアント・スタッフが見やすい、接続の安定性、転送・表示のスピードなどPCでのテザー撮影が現状では1番便利なのですが、ロケなど野外での撮影のときにPCの置き場や電源が確保しづらいなど不便な面もあります。そういった事情でちょっとしたロケ撮影のときなどに身軽さ重視でiPadでshuttersnitchというアプリを使い、撮影した写真を表示させてクライアントの方などに確認してもらうときがあります。軽いiPadとはいえクライアントの方にずっと持っていてもらうのも何なので、三脚などにタブレットを固定できるSWFOTOのタブレットホルダーを購入したのでレビューしたいと思います。
外観

パッケージにはホルダー本体とベロアっぽい袋、六角レンチが入っています。

ホルダー本体はコンパクトです。縦12cm・横4cmくらいのサイズで、重くはないですが、手で持つと金属のしっかり感が伝わってきます。

本体横にブランド名や保持できる幅がプリントされています。


裏側のノブをゆるめると、下部分が引き出せるようになっています。ノブは大きく締めやすい作りです。


上の部分を伸ばすには本体上部についているネジを回します。このネジも大きく、滑り止めが入っているので回しやすいです。
下部分と違ってネジを回した分だけ伸びるようになっていて、下部分のように一気に広げることは出来ません。

タブレットが当たる部分は上下ともしっかりした厚みのあるゴムが貼ってあります。ゴムは表面がデコボコになっているので滑り止めとしての効果も高そうです。
アルカスイス互換
似たようなタブレットホルダーはAmazonで探すと色々とあります。その中で今回購入したSWFOTOにした決め手がアルカスイス互換になっている点です。


本体中央についているパーツと底部にアルカスイスタイプのクランプで保持できるように上の写真のような溝があります。


写真のように底部・中央どちらでも雲台に取り付けることが出来ます。
使用している雲台はKirkの自由雲台ですが、問題なくガッチリとハマります。アルカスイス互換のものは、組み合わせによっては上手くはまらない場合もあるようなので、そこは注意が必要かもしれません。
本体中央部のパーツと底面には1/4インチネジが切ってあります。中央部のパーツは付属の六角レンチで取り外すことが出来てここにも1/4インチネジがの穴があるので、アルカスイスタイプのクランプを使用しなくても雲台に取り付けることが可能です。
雲台への取り付けがアルカスイス互換になっているので、余計なパーツなしにワンタッチで雲台に取り付けられるので、三脚周りをアルカスイスタイプにしている人は非常に便利に使えると思います。
※追記(2021/09/06)
コメントにて1/4インチネジ穴の間隔についてご質問があったので、測ってみました。
素人採寸で定規もおもちゃのようなものなので、そこまで正確ではありません。ご参考程度にご覧ください。
ネジ穴の外側の端から端までが約2cm、穴の中心部が約1.3cmくらいの間隔です。
※追記02(2021/09/10)
追加でご質問頂いたので、他の部分の寸法も測定してみました。



タブレットなどへの取り付け

取り付け方は難しいところはなくホルダーを広げてタブレットなどを挟み込むだけです。
ただ、前述の通り上の部分はにネジを回して少しずつしか伸ばすことが出来ないので、大きいタブレットを取り付ける場内は下の部分を大きく伸ばして、上の部分で調整したほうが楽だと思います。

ホルダーの最大保持サイズが230mmなので、iPad air 3は長辺方向には取り付けることが出来ません。
それと最小保持サイズが95mmのため、iPhoneはpro maxにバンパーケースを付けていても短辺方向では取り付けは不可能です。長辺方向では長さは問題なくつくのですが、ホルダー自体の幅が広いためiPhoneの中央に取り付けると、カメラ部分と干渉してしまいます。iPhoneで使用したい場合は、その点は留意したほうが良さそうです。


ホルダー底部が広く、しっかりしているのでタブレットを取り付けた状態で立てることも出来ます。揺らしたり触ったりすると倒れてしまいそうなので、あまりオススメはしませんが、一応こういう使い方も出来なくはなさそうです。
スクリーンサンシェードを合わせて使用
タブレットホルダーを使用することで、三脚などにiPadを固定して撮影時の外部モニターとして快適に使用できるようになりました。

ただ一つ問題があり、明るい屋外などではiPadの画面が見づらいです。その対策として追加でiPad用のシェードを用意しました。

Amazonで見つけたKiowon スクリーンサンシェードという商品です。
折りたたみ式でコンパクトです。ゴムの部分にタブレットの端を通すだけで簡単に装着できます。


サンシェードの素材はサラサラとした手触りの素材です。それなりにちゃんとした作りですが、ホコリが付きやすいです。

SWFOTOのタブレットホルダーとは干渉せずに取り付けることが出来ます。
サンシェードを付けた状態だと結構仰々しい感じですが、撮影している感の演出には良さそうです。

フード部分は約17.5cmくらいと深さがあるので、日中の屋外でも反射が抑えられてタブレットの視認性が良くなります。
撮影だけでなく、昼間明るい室内でiPadで動画を觀る場合などにも有効に使えそうです。
まとめ
SWFOTOのタブレットブラケットは金属製でしっかりした作りのタブレットホルダーです。軽量・コンパクトでカメラバッグの空いているスペースに収まるサイズ感なので持ち運びも邪魔になりません。アルカスイス互換なので、アルカスイスタイプの雲台などを使用している人はワンタッチで簡単に装着できて便利です。
ワンオペでの屋外ロケのときなど、タブレットを三脚に固定しておくだけで、思った以上に撮影が快適になるので良かったらぜひ試してみて下さい。