これ無しでのミルク作りはもう考えられない:レイコップ ミルクメイト レビュー

これ無しでのミルク作りはもう考えられない:レイコップ ミルクメイト レビュー

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双子の子育て中です。
家で使っているケトルはだいぶ年季が入っていたのと、ガジェット好きの血がうずいたので、子どもが生まれるタイミングで「レイコップ ミルクメイト」を買ってみました。定価だと16,000円と、保温機能付きの電気ポットとしてはやや高価ですが、もはやこれなしでの生活は考えられないくらい活躍しています!

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シンプルでスタイリッシュな見た目

シンプルでスタイリッシュな外観は、どんな雰囲気のインテリアにも自然に馴染みそうです。

高さは約28cmなので、それなりに存在感があります。0.8Lの電気ケトルと並べると背の高さが目立ちますが、真上から見ると正方形に近い形状で、接地面積はケトルと大差なく、キッチンの作業台に置いてもそこまで邪魔には感じません。
ミルクメイトはタンク容量が1.5Lなので、このケトルの倍の容量でこのサイズならコンパクトだと思います。

横幅が約15cm、縦幅が約16cm。お湯が出る部分の出っ張りは約4cmなので、その部分を含めると奥行きは約20cmくらいになります。

後ろ側は、おそらく本体の温度が上がりすぎるのを防止するためであろう、細かい穴が空いています。
その上のグレーのスリット部分は、沸騰時に蒸気が出る部分です。

温度・湯量の調整がミルク作りに便利

ミルク作りに特化した「レイコップ ミルクメイト」はミルクを作るのに便利な機能がたくさんあります。

100℃で5分間煮沸

水を入れて、「沸とう」か「自動」を選ぶと、100℃で5分間沸騰させたあとに、設定した温度まで下げて保温してくれます。温度設定は38℃〜100℃まで1℃単位で設定可能です。

子どもが生まれるまでは、粉ミルクは人肌(36〜38℃)くらいのぬるま湯で溶かすものだと思っていたので、ミルクメイトで38℃に保温しておけば、すぐにミルクを作れると思っていました…実際は、調乳のときに細菌などの対策のために、70℃以上のお湯で作る必要があります。
そのため、70℃に保温しておいたお湯で粉ミルクを溶かしたら、哺乳瓶を水につけて冷ましています。出来上がり量の2/3ほどのお湯で溶かして、湯冷ましの冷水を入れて作る方法もありますが、せっかくミルクメイトで湯量が調整できるので、すべてお湯で作ってから冷ます方法を取っています。

水の煮沸に関しては、「自動」と「沸とう」の2つのモードがあります。
「自動」の場合は、5分間の沸騰が終わったあと、ファンが回り設定温度までお湯を冷ましてくれます。「沸とう」の場合はファンが回らず、自然に設定温度まで冷めるのを待ちます。
1.5Lの常温の水をタンクに入れると、どちらのモードでも約11分で100℃に。その後5分間の煮沸のあと70℃に下がるまでは、「自動」で約21分。「沸とう」で約60分くらいです。
「自動」のときの冷却ファンの音はそれなりにしますが、日中は近くにいなければ気にならないレベルです。子どもが寝ている部屋にミルクメイトを置いていたら、気になるかもしれませんが少し離れたキッチンなどなら全く問題ないと思います。お湯を切らしてしまって急いでミルクを作りたいときなどに、水を少なめに入れて自動モードで沸かせば、素早くお湯を用意できます。

「保温」モードも含めて、それぞれのモードで個別に温度を設定できるので、「自動」はミルク用に70℃、「沸とう」は90℃にしておいて別の用途にも使えるかもと思っていました。ただ、90℃で保温しているとミルクを作るときは70℃くらいまで下がるのを待たなくてはいけないので、別の温度で使うのは現実的ではありません。今のところはミルク専用となっています。

出てくるお湯の量を細かく調整可能

出てくるお湯の量は、30ml〜240mlまで10ml刻みで選択できます。

最小値は30mlで、5ml刻みで35・40mlが選べてそこからは10ml刻みです。
モードボタンを押すごとに、「保温」→「沸とう」→「自動」→「温度設定」とモードが切り替わります。モード名の下のライトが点くようになっていますが、温度設定は文字の表示がなく、3つすべてのライトが点灯した状態で湯量を選びます。慣れてしまえば簡単なんですが、ちょっと分かりにくい操作の仕様なので、温度設定モードも文字での表示があった方が親切だと思いました。

ボタン一つで決められたお湯の量が出るというのが、ミルク作りには非常に便利です。夜中の授乳のときにちょっとボーっとしている状態でも、粉の量さえ気をつければ、目盛りなどを確認しなくてもお湯の量は大丈夫なのはかなり楽です!
100mlのミルクを作るときは、50mlのお湯を先に入れて粉を混ぜて、さらに50mlのお湯を足して作っています。この作り方だと、冷ますのに時間はかかりますが、ミルクメイトを使う上で注ぐお湯の量が自動で調整されることに最大のメリットを感じているので、湯冷ましを入れずにお湯のみで作るようにしています。

※ちなみに水タンクのクエン酸などでのお手入れ時、タンク内の水をすべて排水したい場合は給湯ボタンを長押しすることで、設定湯量に関係なく水が無くなるまで排水することが可能です。

使っていてちょっと気になったところ

使い始めて約2ヶ月で、もはやなくてはならない存在となったミルクメイトですが、やや気になる部分もあります。

モードの切り替えや給湯などの基本的な操作は、給湯ノズルの横にあるボタンで操作します。このボタンの反応が悪く、操作できない時がちょこちょこあります。何回かボタンに触れると操作できるのと、そこまで頻繁にボタン操作をするようなモノではないので、我慢できる範疇ですが反応の悪さは気になります。

容器の高さが低いときに置く台の高さが中途半端に感じました。

注ぎ口までの高さが約21cmで、台の高さは約6cmです。注ぎ口が高いので、かなり色々な容器に対応できるのは良いところではありますが、哺乳瓶などを置いたときにやや中途半端な高さです。

哺乳瓶は今のところピジョンの160mlサイズを使っていますが、お湯を注ぐときに少しだけハネます。哺乳瓶は注ぎ口が狭いので、気になるほどはハネないのですが、マグカップなど口の広いものに注ぐ場合はハネがちょっと気になります。

お茶碗などでインスタント味噌汁を作ろうと思ったら、ハネないように手で持ってあげた方が良いです。

気になるところと言うほどではないですが、煮沸時に本体上に蒸気が結構出ます。棚などに置く場合は本体上に余裕を持って、水蒸気が当たっても問題ないところに設置した方が良さそうです。

ミルクメイト無しは考えられないくらい双子の育児に大活躍中です

「レイコップ ミルクメイト」は、忙しい育児生活において頼れるアイテムです。ミルク作りにおいて、最大のメリットは温度設定と湯量の細かい調整機能。38℃から100℃まで1℃刻みで温度を設定できるため、粉ミルクを作るのに必要な70℃のお湯が常に使える安心感。さらに、湯量も30mlから240mlまで細かく調整可能なので、夜中の授乳でも粉ミルクの分量さえ気をつければ、お湯の量を計る手間なくミルクが作れます。

毎回正確な湯量と温度でミルクを作れる便利さは、育児中の親にとって非常に大きな助けになると思います。使い始めて2ヶ月ほどですが、ミルクメイト無しでのミルク作りは想像できないくらい助けられています。
夜間の授乳で、ミルク作りの負担を感じている方にはぜひ使ってみて欲しいです!

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Tanaka Toshiyuki
都内在住フリーランスのカメラマンです。
ファッション・ポートレート・物撮りなどを中心に活動しています。

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