EOS R5+Canon RF28-70mm F2 L USM
モデルはことみさん。
50mm付近を中心に28mm〜70mmまで使って撮影しています。
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28mm〜70mmのどの焦点距離でも安定した画質です。
開放F2.0で撮影すれば、広角でパースを活かしながら背景をぼかすこともできます。
引き画・50mmでも開放で撮るとそれなりに背景がボケます。
ヘッドショットまで寄ると奥の目もボケます。EOS R5 との組み合わせだと瞳AFのおかげで目にきっちりとピントが合います、AFは高速で正確です。
逆光に強いです。
太陽光ががっつり画面内に入るように撮りましたが、ほとんどフレア・ゴーストは出ません。コントラストの低下もほとんどなく、コーティングがかなり優秀なようです。
良くも悪くも現代的できっちりと写るレンズなので、逆光でコントラストを落としてフワッとさせたい、フレアやゴーストをあえて出したいというようなときには、このレンズはあまり向いていないかもしれません。
まとめ
Canon RF28-70mm F2 L USMでのポートレート作例でした。
絞り開放から画面・ズーム全域で高画質であり、幅広い撮影に対応出来るためレンズ交換の手間を減らすことが出来ます。レンズ自体は大きくて重いですが、単焦点レンズ何本か分と思えば納得できる重さです。
ボケ具合では中望遠の明るい単焦点レンズには敵いませんが、標準域のズームレンジでF2.0が使える唯一無二のレンズです。開放だと、少しだけピント面がフワッとするので、ポートレートにも向いていると思います。
大きく重い・高価格という点さえ気にならなければ、RFマウントでしか使えないCanon渾身のレンズ「RF28-70mm F2 L USM」をぜひ一度試してみて下さい。
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