カメラ レビュー

GIZMON Kodalensレビュー:ミラーレスカメラで写ルンです的な「エモい」写真をお手軽に撮影

2022-06-17

雑誌smart のWEBサイトでGIZMON Utulensをお借りして、レビューを書かせて頂きました。

見慣れた日常を「エモい風景」に変えてくれる“GIZMON Utulens(ギズモン ウツレンズ)” | 雑誌 smart(スマート)公式サイト|宝島社
見慣れた日常を「エモい風景」に変えてくれる“GIZMON Utulens(ギズモン ウツレンズ)” | 雑誌 smart(スマート)公式サイト|宝島社

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すっかり気に入ってしまったので、違うレンズも試してみたくなり、Kodak スナップキッズのレンズを再利用したKodalensを購入してみたのでご紹介したいと思います。

外観

お茶の缶みたいなパッケージが可愛いです。

レンズ・レンズマウント、ベロア調の巾着、レンズ前面に貼ることが出来るスキンシールが付属しています。

レンズ部分はプラスチック製で非常に軽いです。

こちらはマウントアダプターです。金属製でしっかりとした作りです。購入したのはEOS Rシリーズ用のRFマウントです。カメラとの接続もガッチリとはまります。

レンズ単体で39gと非常に軽量です。バッテリー込みのEOS Rとの組み合わせで695gなので、スナップ撮影などで持ち運ぶのも苦にならない重さです。

レンズキャップとリアキャップは付属していないので、ついでに安いものを買ってみました。
ESTUMIのワンタッチレンズキャップ 49mm用がそのまま取り付けられます。一応取り付けられるのですが、ちょっとハマりが悪くつけたままだと、いずれ無くしそうな気がします...
リアキャップはAmazonで見つけたよく分からないメーカーのやつですが、安いわりに思ったよりもちゃんとしていました。

レンズキャップとリアキャップを装着した状態でも、付属の巾着に入れることができます。

Kodalensを装着すると、モニターの見え具合はこのような感じです。
焦点距離は30mmの単焦点で、絞りはF10で固定です。UtulensはF16で固定なので、Kodalensの方が明るいです。
上の写真のモニターで見ても分かるように、フォーカスは1.2m〜∞なので、近いものには基本合いませんが、レンズとマウント部を緩めてあげることで、近い被写体にもある程度ピントが合うようになります。

撮影してみる

カメラはEOS R5です。

ちょっとシアンがかった独特の描写です。思っていたよりも歪みが少なく、遠景だと中心部は意外と解像感があります。Utulensと比べると逆光のときのフレアやゴーストが少なく、良く言えばキレイな写り、悪く言えば面白みが少ない描写という印象です。ただ、周辺光量落ちや、周辺の甘さなど最近のレンズには無い独特の味が感じられます。普通のレンズで撮影して後処理で、雰囲気や色味をフィルムっぽくすることは可能ですが、このレンズ独特のゆるさみたいなものまで後処理で再現するのは難しいと思います。

ポートレートはクリップオンストロボで撮影してみました。クリップオンで撮影すると写ルンですでフラッシュ撮影をしたときのような雰囲気が楽しめます。

本家「写ルンです」の写り

こちらは、Utulensのレビュー撮影の際に比較用に、モデルさんに写ルンですで撮影してもらった写真です。FUJIFILMで現像に出し、データにしてもらうサービスでデータ化したものです。
こうして見比べてみると、Kodalens+EOS R5の組み合わせはやはり実際の写ルンですよりもすっきりとクリアな描写で、やっぱりどこかデジカメ的な画になっているとは思いますが、それでもGIZMONのレンズを使うことで、良い雰囲気は出せていると思います。
写ルンですが、1700円くらい、現像とデータ化に1500円くらいかかるので、27枚で3000円以上かかります。Kodalensは6000円くらいしますが、デジカメ本体の値段を無視すれば60枚撮影すれば元が取れてしまいます。フィルムで撮影するというのはコスパで語るようなことではないとは思いますが...それでも手軽に写ルンです風を楽しむという用途にはGIZMONのレンズがぴったりです。

まとめ

GIZMON Kodalensのレビューは以上です。
本家のフィルムと全く同じというわけにはいかないですが、Kodalensを使用した独特の味のある描写はお手軽にいつものミラーレスカメラで「エモい」写真が撮影できます。ちょっと撮影にマンネリしてきたときにこのレンズを使ってみると、見慣れた風景も写真に収めたくなる素敵な風景に見えるかもしれないので、ぜひお試し下さい。

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