こんにちは、フリーランスフォトグラファーのTanaka(@Tanaka__photo)です。
とにかく毎日暑くて嫌になります。
連日の猛暑で、外出中はもちろん、室内にいても汗が止まりません。そんなときに、手軽に身体を冷やせるアイテムとして注目なのが「アイスリング」。
smartのWEB連載でも紹介した「ペルチェ素子」を使った電動クーリングアイテムも人気ですが、今回は電気を使わずに繰り返し使える、PCM素材を使ったGENKI TECHNOのアイスリングを実際に使ってみた感想をレビューします。
PCMとは?|結露しにくく、やさしい冷却が魅力
PCMとは「Phase Change Material(相変化物質)」の略。
特定の温度で固体から液体、液体から固体へと状態を変える素材で、その過程で熱を吸収・放出するため、温度を一定に保つ性質があります。
- 結露しにくい
- 急激に冷えすぎない
- 繰り返し使える
- 電源不要でエコ
このような特徴があり、冷却グッズとして近年注目を集めています。
GENKI TECHNO アイスリングの外観とサイズ感

アイスリングは「SUO」というブランドのヒットをきっかけに広まり、現在は多くの類似商品が登場しています。今回購入したGENKI TECHNO製のアイスリングは、Amazonでも評判の高い製品。

サイズはS・M・Lの3種類があります。
購入したのはLサイズで、外径は約16cmです。


内径が約12cm。
リング自体の太さは約2cmくらいです。

身長178cmで細身の筆者が装着してみたところ、ややゆとりのある装着感。
アイスリング自体は柔らかい素材で、伸縮性があります。指2本分ほどの余裕があり、首を締め付ける感覚もなく快適です。
男性や、体格の大きい方はLサイズがフィットしそう。

128gと軽量なので、首に巻いていても重さが気になることもなく快適です。

アイスリング本体はサラサラとした浮き輪のような素材で、中は液体で満たされています。
弾力があり、簡単には破れたりしなさそうです。
装着時に汗をかいて汚れてしまっても、水洗いできるので清潔感を保つことができます。
Mサイズも比較してみました

自宅での使用時に2本あれば連続で使えるので、便利だと思い追加でもう一本買ってみました。
Lサイズでも良かったのですが、せっかくなので比較用にMサイズ。

Lサイズと比べて一回りくらい小さいです。

重量は109gで、Lサイズとほとんど変わりません。

太さはサイズによる違いはありません。


外径が約14.4cm、内径は約10.5cmです。
Lサイズよりも2cmくらい小さくなっています。

Lサイズよりも一回り小さいので、装着感はタイトになります。苦しいほどではないですが、リングを凍らせて硬い状態だと、やや圧迫感を感じます。ただ、密着しているので、Lサイズよりも首全体が冷えている感じはします。
個人的にはLサイズの方が、首への圧迫感が少なく快適。女性や首が細めな方はMサイズがしっくり来そうです。
冷やし方と使用時間の目安

液体の状態だと透明ですが、凍らせることで白く固まります。
GENKI TECHNOのアイスリングは、24℃以下で自然に固まる仕様です。
- 冷蔵庫:約30〜40分
- 冷凍庫:約20分
- 冷水:約30分(ただし夏場の水道水では固まりにくい)
冷蔵庫に入れた場合は、約30〜40分くらいで固まります。冷凍庫では約20分ほどで固まるので、保冷剤などと比べ使いたいとき、すぐに使用することが出来ます。
冷水でも24℃以下なら約30分ほどで冷却可能とのことだったので、試してみましたが、夏場の水道水では15分ほどかけてみても固まる気配はありませんでした。

固まった状態で20分ほど首にかけると、半分くらい溶けて液体に戻りました。アイスリングと肌が直接触れている、横と後ろの部分から液体になっていきます。この状態でも外気温によっては、ある程度の涼しさは感じられます。
エアコンの効いた室内での使用では、約1時間ほど冷たさが継続。長時間使う場合は2本をローテーションして使うのがオススメです。
使ってみた感想|“ちょうどいい冷たさ”で快適な夏に
アイスリングは、保冷剤や氷のように急激に冷えすぎることもなく、優しく快適に首元をしんわりクールダウンしてくれます。
電源不要で、繰り返し使える点もサステナブル。凍傷や低温やけどのリスクも少なく、子どもやペットにも安心して使えるのが魅力です。
個人的には室内での使用に合っていると感じました。
首を冷やしてあげることで、体感温度が下がり、エアコンの設定温度を少し上げて、地球にも自分にも優しく快適に過ごしてみませんか。

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